- 内容・特色等
- 第72回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(中学校の部)◆主な内容小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害がある弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!監修:藤木和子
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2025
- 著作者
- 落合由佳 作
- 請求ラベル
- 13-913-オ・ユ
